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WDE2010スピーカー紹介: ステファニー・サリバン (Stephanie Sullivan) | Web Directions East

  • 記者: Yasuhisa
  • 2010年10月05日
  • カテゴリ: ブログ

10年前では常識として捉えられていた <table> を駆使したレイアウト。テーブルを利用したサイト制作から脱却し、構造化された HTML を CSS で装飾を行うことを早期から啓蒙していた方のひとりが今回 WDE 2010 で来日する Stephanie (Sullivan) Rewis です。2000年を過ぎた辺から CSS レイアウトを行う動きが活発になり初めていましたが、彼女の功績として注目なのが Dreamweaver を利用した CSS レイアウトを早期から実践していた点にあります。

2002年に発売された Dreamweaver MX でどのように CSS レイアウトを実現するのかといったノウハウを Community MX で公開しています。常に改善し続けている Dreamweaver に合わせて彼女も数々のチュートリアルや書籍を刊行しています。Dreamweaver の CSS サポートが徐々に充実しているのも実は彼女の働きかけが影響しています。Web標準の啓蒙に力を入れている Web Standards Project には数々のタスクフォースがありますが、彼女は Adobe Task Force のリーダーのひとりとして、アドビに対し Web標準の視点から数々のフィードバックを提供しています。

もちろん、Drewamweaver のようなソフトウェアのノウハウだけでなく、CSS, HTML の知識も豊富で、パフォーマンスが高く効率的に制作するための知識に長けています。執筆・講演を数多くこなしているので、自分のもつ知識をいかに教えれば伝わるのかも理解しています。よって、教わる相手としては最適かもしれません。Web制作に多大な影響を与えた女性は何人かいますが、彼女はその中でもトップにはいる方のひとりでしょう。

「Web標準」という言葉は一時日本でも大きな注目を浴びましたが、流行語として終わってしまった部分もあるかもしれません。その言葉を使うか使わないかは別にして、彼女がどのような思想をもって Web サイト制作に取り組んでいるのか、そして彼女の考える利用者と Web との関係を知るという意味で彼女の講演とワークショップは楽しみです。



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