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WDE08 Blog: 何をもってクロスブラウザか
何をもってクロスブラウザか
- 菊池
- 2009年2月13日
- 12:45 PM
- 日記
すばらしい記事を記載している海外ブログの456BeraStreetの2/12に『No more pixel perfectionism in IE 6』という記事が掲載されている。これは、スウェーデン在住のRobert Nyman(ロバート・ナイマン)がIE6への開発をストップしたという記事だ。
彼曰く、IE6の開発をすることに頭を痛めるのがいやになったそうだ。バグを直すのに時間がかかり、その時間をもっと別のUIの開発などの時間にあてたいとのことだ。
ただ、彼は自身のウェブサイトで自分のウェブサイトはスウェーデン向けと謳っていることもあり、ヨーロッパのようなFirefoxなどのブラウザのシェアがある地域ならではのアプローチだろう。
ただ、まだIE6のシェアが高い、アジア圏や米国などでは完全にブロックするのは少し気が引ける開発者も多いだろう。ただ、情報とサービスが取得と利用できるかぎりIE6を1ピクセルまで完全に併せようとするのに関してはとりあえず時間がかかり無駄が多いという考えには大賛成だ。OSもモニターも違いユーザーの環境がデスクトップだけでなくノートやネットブックなどがでてきた、様々な状況においてどのようにしてピクセルまで合わせるのだろうか?
むしろ、これからは将来を見据えてブラウザに対応していくべきだろう。そのときに重要な考え方が『Progressive Enhancement』。アクセシビリティを確保したまま、ブラウザの特徴に合わせて開発を行うという考え方だ。そのほうが自然なハックの少ないWeb開発が可能だろう。
いずれIE6が消え去る時代がくる。そのとき何をもってクロスブラウザを語るのか?今から考えてみよう。
456Bera Street
http://www.456bereastreet.com/archive/200902/no_more_pixel_perfectionism_in_ie_6/
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